オルソケラトロジーの安全性について

オルソケラトロジーの治療法は、他の視力矯正治療に比べて、安全性が高いと言えるでしょう。
ただし、医師の指示を守り、正しく使用することが必須です。

感染症や目の病気を引き起こさないためにも、定期検診には必ずお越しいただき、検査を受けていただきます。
裸眼で日中を過ごす際も、定期的なヒアルロン酸点眼などのケアを怠らないようにしましょう。

安全に使っていただくために

慣れてきた頃に一番注意していただきたいのが”レンズケア”です。
治療をスタートした最初の頃は、使用方法をしっかりと守り、きちんとレンズケアを行う方が多いのですが、治療開始から数年が経つとお手入れを怠ってしまう方も中にはいらっしゃいます。
特に小学生から治療を始めた患者様は、親御様の目も離れたタイミングでレンズケアを疎かにするといったことが多くあります。レンズケアを怠ったことが起因となり、感染症などのトラブルに繋がってしまったというケースもあります。

治療中は以下に注意しましょう

• 装用時間を必ず守ってください。
• レンズは清潔に保ち、毎日ケアをしてください。
• 定期検診は異常がなくても必ず受けてください。
• 少しでも異常を感じた場合は、装用を中止し、すぐに来院し検査を受けてください。

使用方法の習慣化を大切に

オルソケラトロジー治療は一度きりのものではなく、数年間は毎晩レンズを装着していただく必要があります。そのため、正しい使用方法の”習慣化”がとても大切です。
小さいお子様が治療をスタートするには、親御様の覚悟も必要となってきます。